| さて、先に白状しておきますが、実は不覚にも製作後半に撮った写真を間違って消去してしまいました。ＯTＺ
従って今回、加工を終えたパーツの写真がありません。加工前と完成品の写真を見比べてどのくらい形が 変わっているかを確認いただければ幸いです。 |
１：全てはここから始まった・・・。 |
「餓狼〜MakeOfWolfs」の双葉ほたるです。若輩ゆえの華奢さがピンキーに
好適だと感じました。何よりその服装が、中華風のチョッキにパフスリーブ！ これで美鈴作らなくてどーする！！と、思ったのですが、それが甘かった・・・。 |
２：使用パーツを選ぶ。 |
とりあえずピンキーからはこんなパーツを選んでみました。本編の方は
ともかく、二次創作における彼女のイメージは大半が弄られ＆被害者キャラです。 それに従って今回は、弱気な顔と内股の下半身を選びました。 そういえばこの下半身、何とも微妙な色に塗られております。上から肌色塗っても 良いのですが、成型色を生かしたいので、今回は塗装を剥がす事にしました。 せっかく買ったミスターホビーのペイントリムーバーも試してみなくては。 あと、ピンキーには今の所長髪のキャラが存在しておりません。中国は腰まで届く ほどの長い髪の持ち主なので、ここは改造するしかありません。 |
３：とりあえず形にしてみる。 |
選んだパーツを組み合わせてフィッティングを確認する
のですが、ここで重大な問題が発覚しました。（笑） 見ての通り、腰が細すぎてピンキーの下半身と合わない のです。これをクリアーするには、このパーツにパテを 盛って末広がりな“ピンキー体型”に改造するか、 諦めて別のそれらしい形の物を探すしかないのですが、 私が選んだのは前者でした・・・。 
あと、前髪のパーツが何だか短く感じたので、 写真のパーツと交換しました。真ん中分けに見えるよう に、房を一つだけ削り取り、先も切り揃えておきます。 そうそう、三つ編みは前回の咲夜さんを作った時の 残りが有ったので、それを使ってます。 | |
４：無い物は作れ！ |
恐らく今回の工作における最大の難関。上記の通り、
長髪のパーツが存在しないので、既存のパーツを改造 します。エポパテに限った事ではありませんが、大きな 物をパテで作る時には写真のようにアルミ線などを芯に して、おおまかな形を出しておくと上手くいきます。 さらに、エポパテの場合、硬化前にヘラなどで、髪の 流れを刻んでおくと後の整形が楽になります。 硬化後にナイフや彫刻刀、紙やすり等で整形すれば、 髪のパーツは完成です。 帽子は、離形処理をした頭の上に適当な大きさに丸めた エポパテをつぶしながら押し付けて、硬化後に整形 しました。星はプラ板から切り出して製作しますが、 後で字を書く事も考慮して、大きめに作りました。 | |
| ５：塗装して仕上げ
加工した部品の整形が終わったら、サーフェイサー（以下サフ）を塗布して下地を作り、いよいよ塗装です。 私はエアブラシも所持しておりますが、ここではお手軽工作の精神にのっとり、基本的に筆塗りです。 髪は、キャラクターレッドにオレンジを適当に混ぜて作った朱色を塗った後にオレンジを軽くドライブラシして エッジを引き立たせ、奥まった部分との明暗をはっきりさせます。 服の緑は、ソ連戦車に使うロシアングリーン１をそのまま塗ってます。中国なのにロシア！？とか思うかも しれませんが、これがもうあつらえたようにピッタリと合います。 靴やリボン等の黒い所はガンダムカラーのファントムグレーです。黒いんだけど真っ黒にはしたくない、 という時に重宝するので色んな所に使える便利な色です。 額の星は、金でも黄色でも良かったのですが、今回は黄色で。龍の字は失敗に備えてエナメルの黒で書きました。 ちなみに、最萌決勝の支援物資として投下した時は時間切れで書いてませんでした。(^_^;) 塗装が完了したら、艶を整えるためにスーパークリアのつや消しを吹き、良く乾燥させてから組み立てれば完成♪ 完成品 | ||