最近ピンキーに興味を持ち出した友人がとうとう1セット購入したので、ご祝儀に余剰のボディや小物をいくつか提供し、
ついでにパーツ製作の一つだけ引き受けると申し出た所、「ショールを羽織らせて欲しい」とリクエストされました。
正直造型の難しいパーツなので、既製品に良いのが有ったら作るとだけ約束していつものお店に行ってみた所・・・。
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こんな物を見つけてしまいました。
何のキャラかは判りませんが、凝った分割のボディに 着脱可能なショール! 即座に購入して製作を開始しました。 |
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目的のショールは弾力があり、大抵のピンキーボディに
被せる事が可能ですが、ここはやはりピッタリ合う元の ボディを使う事にしました。ピンキーらしからぬ胸の 膨らみはショールを被せれば隠れますし、着せ替えは 持ち主が楽しめば良い訳ですから。 |
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とりあえずボディを加工して、ピンキーのパーツと組み
合わせたところ。思ったとおり相性はバッチリです。 頭部は手持ちのパーツを組み合わせた仮の物です。 |
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色のバランスがチグハグもいい所なので、塗装する事に
しました。そこで件の友人に希望を聞いてみたところ、 「ショールはタータンチェックで。」と、素敵な返答が (泣)。引き攣りつつも何故か了解して、これまでやった 事も無かった技法に挑戦してしまったあたり、あの時は ちょっとハイだったかも(^_^;)。 ちなみに方法は、細切りにしたマスキングテープを貼っ て縦帯を塗った後、テープを剥がして横帯を同様の工程 で塗っていますが、普通エアブラシを使うところを、筆 によるドライブラシで行っていたりします。これは、 マスキングを大雑把にしても隙間からはみ出しにくいの と、徐々に色がついていくので濃淡のコントロールが しやすいのが理由です。 |
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塗装を終えたパーツに保護のためのつや消しクリアーを
吹いて、乾燥したら組み上げて完成です。 色のバランスは、思い付きにしては上手くまとまったと 思ってますが、およそピンキーらしからぬシックな仕上 がりだったかも(^_^;)。 |